月次倒産分析レポート(2021年)

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2020年11月倒産状況

2021年01月04日更新

■2020年11月度の倒産状況
倒産件数:569件(前年同月比 ▲21.7%)
負債総額:1,021億100万円(前年同月比 ▲16.6%)

倒産件数は前年同月比21.7%減(158件減)、7月以降、5カ月連続で前年同月を下回りました。5カ月連続の減少は2016年3月~7月以来、4年4カ月ぶりとなり、11月度では1971年以降の50年間で2番目の低水準を記録しました。政府・自治体、金融機関の資金繰り支援策により、倒産を抑制できていることが窺えます。
「新型コロナウイルス」関連倒産は、11月は89件(2月以降、累計697件)発生しています。

負債総額は前年同月比16.6%減の1,021億100万円となり、4カ月連続で前年同月を下回りました。負債10億円以上50億円未満が18件(前年同月15件)と増加しましたが、同50億円以上100億円未満はゼロ(同1件)、同100億円以上は1件(同2件)と、前年同月を下回っています。なお、負債額1億円未満の倒産が全体の約8割を占めており、小・零細規模を中心にした推移に変化はありません。(株式会社東京商工リサーチ調査による)

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