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月次倒産分析レポート(2018年)
■2018年11月度の倒産状況
倒産件数:718件(前年同月比 +6.0%)
負債総額:1,212億7,900万円(前年同月比 -16.7%)
倒産件数は前年同月比6.0%増(41件増)で、 7カ月ぶりに前年同月を上回りました。
負債総額は前年同月比16.7%減の1,212億7,900万円で5カ月ぶりに前年同月を下回りました。負債額10億円以上の大型倒産は今年最多の23件となりましたが、全体的に1億円未満の小規模倒産件数は540件となり、全体倒産件数の75%を占め、小規模倒産を中心となる推移が続いています。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
■2018年10月度の倒産状況
倒産件数:730件(前年同月比 -0.4%)
負債総額:1,176億1,900万円(前年同月比 +22.7%)
倒産件数は前年同月比0.4%減(3件減)で、 2カ月連続に前年同月を下回りました。
負債総額は前年同月比22.7%増の1,176億1,900万円で4カ月連続で前年同月を上回りました。しかし、1億円未満の倒産件数は541件で、全体の7割を占めており、依然として小規模企業倒産が大半を占める状況が変わっていません。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
■2018年9月度の倒産状況
倒産件数:621件(前年同月比 -8.5%)
負債総額:1,841億9,700万円(前年同月比 +59.0%)
倒産件数は前年同月比8.5%減(58件減)で、2カ月ぶりに前年同月を下回りました。9月の水準としては、1989年以降の過去30年で3番目に少ない件数となりました。
負債総額は前年同月比59.0%増の1,841億9,700万円で3カ月連続で前年同月を上回りました。これは、食品通信販売の(株)ケフィア事業振興会(負債1,001億9,400万円・破産)と関連会社15社が破産開始決定を受けたことによる影響です。グループ16社の合計負債は1,245億2,400万円に達し、月次負債の約7割を占めています。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
■2018年8月度の倒産状況
倒産件数:694件(前年同月比 +8.60%)
負債総額:1,212億6,800万円(前年同月比 +31.27%)
倒産件数は前年同月比8.6%増(55件増)で、5カ月ぶりに前年同月を上回りました。倒産の原因別からみると、「人手不足」関連倒産件数が今年最多の45件に更新しました。
負債総額は前年同月比31.2%増の1,212億6,800万円で2カ月連続で前年同月を上回りました。負債100億円以上の大型倒産が2カ月ぶりに発生したが、負債1億円未満が510件で全体の約7割を占め、依然として小規模な企業倒産を中心に推移しております。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
株式会社東京商工リサーチによる全国企業倒産状況はこちらをご参照ください。
■2018年7月度の倒産状況
倒産件数:702件(前年同月比 -1.68%)
負債総額:1,127億1,100万円(前年同月比 +2.57%)
倒産件数は前年同月比1.68%減(12件減)で、4カ月連続で前年同月を下回り、依然として低水準な推移を見せました。倒産の原因別からみると、「人手不足」関連倒産が今年最多の41件にのぼりました。
負債総額は前年同月比2.5%増(28億2,600万円増)で7カ月ぶりに前年同月を上回りました。負債10億円以上の大型倒産は、17件(前年同月比19.0%減)となる一方で、負債1億円未満が524件で全体の約7割を占め、依然として小規模な企業倒産を中心に推移しております。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
株式会社東京商工リサーチによる全国倒産状況はこちらをご参照ください。
■2018年6月度の倒産状況
倒産件数:690件(前年同月比 -2.26%)
負債総額:2,195億2,700万円(前年同月比 -86.17%)
倒産件数は前年同月比2.26減(16件減)で、3ヵ月連続で前年同月を下回り、依然として低水準な推移を見せました。
負債総額は前年同月比86.1%減の2,195億2,700万円で6ヵ月連続で前年同月を下回りました。これは、前年同月は戦後最大のタカタ㈱(負債1兆5,024億円・民事再生法)の大型倒産が発生したことによる反動減です。また、東証1部上場で日本海洋掘削㈱(東京・負債904億7,300万円)が会社更生法を申請し、2017年9月の東証2部・名証2部上場の㈱郷鉄工所(岐阜・負債55億2,000万円)以来、9ヵ月ぶりに上場企業倒産が発生しました。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
■2018年5月度の倒産状況
倒産件数:767件(前年同月比 -4.36%)
負債総額:1,043億9,900万円(前年同月比 -2.35%)
倒産件数は前年同月比4.3%減(35件減)で、5月としては過去20年で3番目に少ない件数でした。
負債総額は前年同月比2.3%減の1,043億9,900万円と5カ月連続で前年同月を下回りました。負債10億円以上の大型倒産は、11件(前年同月比31.2%減)となる一方で、負債5千万円未満が全体の約6割を占め、引き続き小規模な企業倒産を中心に推移しております。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
■2018年4月度の倒産状況
倒産件数:650件(前年同月比 -4.41%)
負債総額:954億6,700万円(前年同月比 -8.25%)
倒産件数は前年同月比4.4%減(30件減)で、2カ月ぶりに前年同月を下回りました。
負債総額は前年同月比8.2%減(85億9,300万円減)で4カ月連続で前年同月を下回りました。負債10億円以上の大型倒産は、12件(前年同月比40.0%減)だったのに対し、負債5千万円未満が373件(同4.4%増)と増加し、小規模な企業倒産を中心に推移しております。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
■2018年3月度の倒産状況
倒産件数:789件(前年同月比 +0.38%)
負債総額:1,326億7,200万円(前年同月比 -20.46%)
倒産件数は前年同月比0.3%増(3件増)で2カ月ぶりに前年同月を上回りました。
負債総額は前年同月比20.4%減の1,326億7,200万円とカ月連続で前年同月を下回りました。負債10億円以上の大型倒産は、16件(前年同月比51.5%減)と半減した一方で、負債5千万円未満が452件と全体の6割を占め、小規模な企業倒産を中心に推移しております。
(株式会社東京商工リサーチ調査による)
■2018年2月度の倒産状況
倒産件数:617件(前年同月比 -10.31%)
負債総額:899億7,900万円(前年同月比 -22.32%)
倒産件数は、前年同月比10.3%減の617件で2カ月ぶりに前年同月を下回りました。2月としても、1990年(448件)以来の低水準となりました。
負債総額は前年同月比22.3%減の899億7,900万円と2カ月連続で前年同月を 下回りました。負債10億円以上の大型倒産は、12件(前年同月24件)と半減した一方で、負債1億円未満が462件と全体の7割を占め、小規模な企業倒産を中心に推移しております。
(株式会社東京商工リサーチ調査による)
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