月次倒産分析レポート

最新

2022年5月度の倒産状況

2022年07月08日更新

■2022年5月度の倒産状況
倒産件数:524件(前年同月比 +11.0%)
負債総額:873億8,000万円(前年同月比 ▲48.2%)

倒産件数は前年同月比11.0%増(52件増)となり、2か月連続で前年同月を上回った。2カ月連続の増加は2019年9月~2020年4月(8か月間)以来、25カ月ぶりであり、倒産の底打ち感が強まっています。
5月の 「新型コロナウイルス」関連倒産は191件発生し、2020年2月からの累計件数は3,284件に達しています。

負債総額は、前年5月の(株)東京商事(負債1,004億8,300万円)の大型倒産の反動で、前年同月比▲48.2%減の873億8,000万円となり、2か月連続で前年同月を下回りました。負債額1億円未満の倒産が全体の7割を占めており、小・零細規模倒産を主体とした推移に変化はありませんが、同10億円以上が14件(前年同月11件)、同5億円以上10億円未満が21件(同13件)と、倒産が中規模企業にも広がっています。(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2022年4月度の倒産状況

2022年06月10日更新

■2022年4月度の倒産状況
倒産件数:486件(前年同月比 +1.9%)
負債総額:812億5,300万円(前年同月比 ▲3.4%)

倒産件数は前年同月比1.9%増(9件増)となり、2か月ぶりに前年同月を上回ったが、4月度では2年連続で400件台の低水準となりました。
4月の 「新型コロナウイルス」関連倒産は152件発生し、2020年2月からの累計件数は3,092件に達しています。

負債総額は、前年同月比▲3.4%減の812億5,300万円となり、3か月ぶりに前年同月を下回りました。負債100億円以上の倒産は2カ月ぶりにゼロで、同10億円以上が16件(前年同月14件)、同5億円以上10億円未満が19件(同14件)と、中堅クラスに広がった。なお、負債額1億円未満の倒産が全体の7割を占めており、小・零細規模倒産を主体とした推移に変化はありません。(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2022年3月度の倒産状況

2022年05月11日更新

■2022年3月度の倒産状況
倒産件数:593件(前年同月比 ▲6.5%)
負債総額:1,696億7,300万円(前年同月比 +20.0%)

倒産件数は前年同月比6.5%減(41件減)となり、3か月ぶりに500件台となりましたが、3月度では、1990年(502件)以来の低水準となりました。
3月の「新型コロナウイルス」関連倒産は205件発生し、集計を開始した2020年2月以降で初めて200件を超え累計件数は2,939件に達しています。

負債総額は、前年同月比20.0%増の1,696億7,300万円となり、2か月連続で前年同月を上回りました。負債100億円以上は(株)ホープエナジー(福岡、電力小売、破産)の負債300億円を含む3件発生し、負債100億円以上を含む同10億円以上が21件(同14件)、同5億円以上10億円未満が18件(同16件)と、中堅クラスが押し上げた。なお、負債額1億円未満の倒産が全体の7割を占めており、小・零細規模倒産を主体とした推移に変化はありません。(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2022年2月度の倒産状況

2022年04月22日更新

■2022年2月度の倒産状況
倒産件数:459件(前年同月比 +2.9%)
負債総額:709億8,900万円(前年同月比 +5.2%)

倒産件数は前年同月比2.9%増(13件増)となり、9か月ぶりに前年同月を上回りましたが、2月度では、1990年(448件)に次ぐ低水準となりました。
2月の「新型コロナウイルス」関連倒産は142件発生し、2020年2月からの累計件数は2,731件に達しています

負債総額は、前年同月比5.2%増の709億8,900万円となり、4か月連ぶりに前年同月を上回りました。負債総額10億円以上が9件(前年同期15件)と減少したものの、カンポリサイクルプラザ(株)(京都府、廃棄物処理・再生業、特別清算)の負債79億円を含む同50億円以上の倒産が2件発生したことで、負債総額を押し上げました。なお、負債額1億円未満の倒産が全体の7割を占めており、小・零細規模倒産を主体とした推移に変化はありません。(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2022年1月度の倒産状況

2022年03月08日更新

■2022年1月度の倒産状況
倒産件数:452件(前年同月比 ▲4.6%)
負債総額:669億4,000万円(前年同月比 ▲17.8%)

倒産件数は前年同月比4.6%減(22件減)となり、8か月連続で前年同月を下回りました。1月度では、1973年(449件)に次ぐ、低水準を記録しました。
1月の「新型コロナウイルス」関連倒産は120件発生し、2020年2月からの累計件数は2,589件に達しています。

負債総額は、前年同月比17.8%減の669億4,000万円となり、3か月連続で前年同月を下回りました。負債100億円以上の倒産は0件(前年同月1件)、同10億円以上の倒産は12件(同13件)にとどまったことにより、負債総額を押し下げました。なお、負債額1億円未満の倒産が全体の7割を占めており、小・零細規模倒産を主体とした推移に変化はありません。(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2021年12月度の倒産状況

2022年02月22日更新

■2021年12月度の倒産状況
倒産件数:504件(前年同月比 ▲9.7%)
負債総額:931億8,100万円(前年同月比 ▲32.7%)

倒産件数は前年同月比9.7%減(54件減)となり、7か月連続で前年同月を下回りました。12月度では、1989年(493件)に次ぐ、低水準を記録しました。政府・自治体、金融機関の資金繰り支援策により、倒産が抑制されていることが窺えます。
12月の 「新型コロナウイルス」関連倒産は143件発生し、2020年2月からの累計は2,467件に達しています。

負債総額は、前年同月比32.7%減の931億8,100万円となり、2か月連続で前年同月を下回りました。前年同月には(株)ダイヤメット(負債額577億9,000万円)が倒産した反動が大きく、負債総額を押し下げました。なお、負債額1億円未満の倒産が全体の7割を占めており、小・零細規模倒産を主体とした推移に変化はありません。(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2021年9月度の倒産状況

2021年11月01日更新

■2021年9月度の倒産状況
倒産件数:505件(前年同月比 ▲10.6%)
負債総額:908億6,000万円(前年同月比 +28.4%)

倒産件数は前年同月比10.6%減(60件減)となり、4か月連続で前年同月を下回りました。9月度では1972年以降の50年間において最低水準を記録しました。政府・自治体、金融機関の資金繰り支援策により、倒産が抑制されていることが窺えます。
9月の「新型コロナウイルス」関連倒産は154件発生し、2021年1月から9月の累計は1,185件に達しています。

負債総額は、前年同月比28.4%増の908億6,000万円となり、2か月連続で前年同月を上回りました。負債総額10億円以上が12件(前年同期11件)、同5億円以上10億円未満が23件(同12件)と増加したことにより、負債総額を押し上げました。一方、負債額1億円未満の倒産が全体の7割を占めており、小・零細規模倒産を主体とした推移に変化はありません。(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2021年8月倒産状況

2021年10月01日更新

■2021年8月度の倒産状況
倒産件数:466件(前年同月比 ▲30.1%)
負債総額:909億7,300万円(前年同月比 +25.6%)

倒産件数は前年同月比30.1%減(201件減)となり、3か月連続で前年同月を下回りました。8月度では1972年以降の50年間において最低水準を記録しました。政府・自治体、金融機関の資金繰り支援策により、倒産が抑制されていることが窺えます。
8月の 「新型コロナウイルス」関連倒産は121件発生し、2021年1月から8月の累計は1,026件に達しています。

負債総額は、前年同月比25.6%増の909億7,300万円となり、2か月ぶりに前年同月を上回りました。負債総額10億円以上が25件(前年同期13件)と増加したことにより、負債総額を押し上げました。一方、負債額1億円未満の倒産が全体の7割を占めており、小・零細規模倒産を主体とした推移に変化はありません。(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2021年7月倒産状況

2021年09月01日更新

■2021年7月度の倒産状況
倒産件数:476件(前年同月比 ▲39.7%)
負債総額:714億6,500万円(前年同月比 ▲29.1%)

倒産件数は前年同月比39.7%減(303件減)となり、2か月連続で前年同月を下回りました。7月度では1972年以降の50年間において最低水準を記録しました。政府・自治体、金融機関の資金繰り支援策により、倒産が抑制されていることが窺えます。
7月の 「新型コロナウイルス」関連倒産は138件発生し、2020年2月以降の累計は1,702件発生しています。

負債総額は、前年同月比29.1%減の714億6,500万円となり、2か月連続で前年同月を下回りました。負債総額10億円以上が13件(前年同期24件)、同1億円以上5億円未満が68件(同126件)と大型倒産は減少傾向にあり、倒産件数の減少も相俟って負債総額を押し下げました。負債額1億円未満の倒産が全体の8割近くを占めており、小・零細規模倒産を主体とした推移に変化はありません。(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2021年6月倒産状況

2021年08月02日更新

■2021年6月度の倒産状況
倒産件数:541件(前年同月比 ▲30.6%)
負債総額:685億6,600万円(前年同月比 ▲46.8%)

倒産件数は前年同月比30.6%減(239件減)となり、前年同月を2か月ぶりに下回りました。6月度では1972年以降の50年間で1990年の516件に次ぐ低水準を記録しました。政府・自治体、金融機関の資金繰り支援策により、倒産が抑制されていることが窺えます。
6月の 「新型コロナウイルス」関連倒産は135件発生し、2020年2月以降の累計は1,560件発生しています。

負債総額は、前年同月比46.8%減の685億6,600万円となり、2か月ぶりに前年同月を下回りました。負債総額50億円以上の倒産が0件であった他、同1億円以上の大型倒産は減少傾向にあり、倒産件数の減少も相俟って負債総額を押し下げました。負債額1億円未満の倒産が全体の7割を占めており、小・零細規模倒産を主体とした推移に変化はありません。(株式会社東京商工リサーチ調査による)

最新情報はこちら

与信試験情報 twitter
TOP

TOP