借入依存度

用 語借入依存度(かりいれいぞんど)

解 説

「総借入(長期・短期借入金+割引手形残高+社債)÷総資産×100」で算出され、貸借対照表上、総資本の何%を借入によって賄っているのかを示す指標のことです。
企業が営業活動を行う上では、銀行等からの借金(借入)や、社債発行による社債購入者からの借金(社債は償還期日に利子をつけて返済される)等、他人からの借金で資金調達を行うのが通常です。借入は、純資産とは異なり期日に金利をつけて返済するため、過度の借入は資金繰りにも重大な影響を及ぼす可能性があります。借入依存度は業界によって異なりますが、通常50~60%までが許容範囲で60%を超えると要注意、70%を超えれば要警戒といえます。

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