月次倒産分析レポート

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2015年5月倒産状況

2015年05月29日更新

■2015年5月度の倒産状況  倒産件数:724件(前年同月比 -13.18%)  負債総額:1,277億5,500万円(前年同月比 -25.99%)  倒産件数は、724件となり、前年同月比で13.1%減少し、2ヵ月連続で前年同月を下回っています。5月度の倒産件数としては、1990年以来の800件割れで、25年ぶりの低水準にとどまりました。金融機関が中小企業のリスケ要請に柔軟に応じていることに加え、景気対策として実施された公共事業の前倒し施行の影響、さらに中小企業向け貸出金の増加が要因と考えられます。

負債総額は1,277億5,500万円と前年同月比で25.99%減少し、4ヵ月ぶりに前年同月を下回っています。負債総額10億円以上の大型倒産は21件にとどまったのに対し、依然として負債総額1億円未満の倒産の構成比が72.2%を占め、小規模企業倒産が目立ちました。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

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2015年4月倒産状況

2015年04月30日更新

■2015年4月度の倒産状況  倒産件数:914件(前年同月比 +1.66%)  負債総額:1,410億8,700万円(前年同月比 -79.43%)  倒産件数は、914件となり、前年同月比で1.66%増加し、2012年10月以来18ヵ月ぶりに前年同月を上回っています。4月度の倒産件数としては、1995年以降の過去20年間では2013年の899件に次いで、2番目に少ない水準にとどまりました。依然として、全体の基調は抑制された状況が続いています。このため、企業倒産が増勢に転じたかどうかは、今後の推移をみる必要があります。

負債総額は1,410億8,700万円と前年同月比で79.43%減少し、3ヵ月連続で前年同月を下回っています。大幅に減少した要因としては、前年同月は建築工事のカブトデコム(株)(北海道・負債5,061億円)の大型倒産の発生で負債が膨らんだのに対して、当月は負債総額100億円以上の大型倒産が3カ月連続で発生しませんでした。しかしながら、依然として負債総額1億円未満の倒産件数が647件となり、小規模企業倒産が目立ちました。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

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2015年3月倒産状況

2015年03月27日更新

■2015年3月度の倒産状況  倒産件数:859件(前年同月比 +5.52%)  負債総額:2,236億3,100万円(前年同月比 +91.14%)  倒産件数は、859件となり、前年同月比で5.52%増加し、6ヵ月ぶりに前年同月を上回っています。3月度の倒産件数としては、1996年以降の過去20年間では2014年の814件に次いで、2番目に少ない水準にとどまりました。依然として、金融機関が中小企業のリスケ要請に応じていることに加え、景気対策として公共事業の前倒し執行などの影響で抑制されていることが要因と考えられます。

負債総額は2,236億3,100万円と前年同月比で+91.14%増加し、2ヵ月連続で前年同月を上回っています。負債総額10億円以上の大型倒産は39件で、前年同月の倍増となりました。しかしながら、3月度としては、過去20年間で3番目に少ない金額にとどまり、依然として負債総額1億円未満の倒産の構成比が69.6%を占め、小規模企業倒産が目立ちました。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

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2015年2月倒産状況

2015年02月27日更新

■2015年2月度の倒産状況  倒産件数:692件(前年同月比 -11.50%)  負債総額:1,511億8,000万円(前年同月比 +30.10%)  中小企業金融円滑化法に基づく返済猶予利用後の倒産:7件発生  倒産件数は、692件となり、前年同月比で11.50%減少し、5ヵ月連続で前年同月を下回っています。2月度の倒産件数としては、1991年の677件以来、24年ぶりに700件を下回る低水準にとどまりました。依然として、金融機関が中小企業のリスケ要請に応じていることに加え、景気対策として公共事業の前倒し執行などの影響で抑制されていることが要因と考えられます。

負債総額は1,511億8,000万円と前年同月比で+30.10%増加し、2ヵ月ぶりに前年同月を上回っています。負債総額10億円以上の大型倒産は32件で、8ヵ月ぶりに30件台に増加しました。しかしながら、2月度としては、過去20年間で2番目に少ない金額にとどまり、依然として負債総額1億円未満の倒産の構成比が71.3%を占め、小規模企業倒産が目立ちました。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

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2015年1月倒産状況

2015年01月30日更新

■2015年1月度の倒産状況  倒産件数:721件(前年同月比 -16.55%)  負債総額:1,680億7,000万円(前年同月比 -46.66%)  中小企業金融円滑化法に基づく返済猶予利用後の倒産:16件発生  倒産件数は、721件となり、前年同月比で16.5%減少し、4ヵ月連続で前年同月を下回っています。1月度の倒産件数としては、1991年の645件以来、24年ぶりに800件を下回る低水準にとどまりました。依然として、金融機関が中小企業のリスケ要請に応じていることに加え、年末・年明け資金の円滑化が図られたこと、さらに景気対策として公共事業の前倒し執行などの影響で抑制されていることが要因と考えられます。

負債総額は1,680億7,000万円と前年同月比で46.6%減少し、前年同月を下回っています。負債総額10億円以上の大型倒産は15件にとどりました。しかしながら、依然として負債総額1億円未満の倒産の構成比が75.0%を占め、小規模企業倒産が目立ちました。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

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2014年12月倒産状況

2014年12月26日更新

■2014年12月度の倒産状況  倒産件数:686件(前年同月比 -8.53%)  負債総額:1,783億1,400万円(前年同月比 +32.69%)  中小企業金融円滑化法に基づく返済猶予利用後の倒産:16件発生

倒産件数は、686件となり、前年同月比で8.5%減少し、3ヵ月連続で前年同月を下回っています。12月度の倒産件数としては、1989年の493件以来、25年ぶりに700件を下回る低水準にとどまりました。依然として、金融機関が中小企業のリスケ要請に応じていることに加え、景気対策として公共事業の前倒し執行などの影響で抑制されていることが要因と考えられます。

負債総額は1,783億1,400万円と前年同月比で32.6%増加し、11ヵ月ぶりに前年同月を上回っています。負債総額100億円以上の大型倒産が4カ月ぶりに発生しました。しかしながら、依然として負債総額1億円未満の倒産の構成比が72.4%を占め、さらに、従業員数別でも5人未満の構成比が72.5%を占め、小規模企業倒産が目立ちました。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

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2014年11月倒産状況

2014年11月28日更新

■2014年11月度の倒産状況  倒産件数:736件(前年同月比 -14.61%)  負債総額:1,154億7,700万円(前年同月比 -16.25%)  中小企業金融円滑化法に基づく返済猶予利用後の倒産:22件発生

倒産件数は、736件となり、前年同月比で14.6%減少し、2ヵ月連続で前年同月を下回っています。11月度の倒産件数としては、1990年の633件以来、24年ぶりに800件を下回る低水準にとどまりました。依然として、金融機関が中小企業のリスケ要請に応じていることに加え、景気対策として公共事業の前倒し執行などの影響で抑制されていることが要因と考えられます。

負債総額は1,154億7,700万円と前年同月比で16.2%減少し、今年最少を記録しました。10カ月連続で前年同月を下回りました。負債総額100億円以上の大型倒産が3カ月連続で発生しなかったのに対し、負債総額1億円未満の倒産の構成比が73.6%を占め、さらに、従業員数別でも5人未満の構成比が今年最高の74%を占め、小規模企業倒産が目立ちました。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

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2014年10月倒産状況

2014年10月31日更新

■2014年10月度の倒産状況  倒産件数:800件(前年同月比 -16.57%)  負債総額:1,241億1,300万円(前年同月比 -20.10%)  中小企業金融円滑化法に基づく返済猶予利用後の倒産:18件発生

倒産件数は、800件となり、前年同月比で16.5%減少し、2ヵ月ぶりに前年同月を下回っています。10月度の倒産件数としては、1990年以来の低水準でした。依然として、金融機関が中小企業のリスケ要請に応じていることに加え、景気対策として公共事業の前倒し執行などの影響で抑制されていることが要因と考えられます。    負債総額は1,241億1,300万円であり、前年同月比で20.10%減少しました。9カ月連続で前年同月を下回りました。負債総額100億円以上の大型倒産が2カ月連続で発生しなかったのに対し、負債総額1億円未満の倒産の構成比が73.0%を占め、小規模企業倒産が目立ちました。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

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2014年9月倒産状況

2014年09月30日更新

■2014年9月度の倒産状況  倒産件数:827件(前年同月比 +0.85%)  負債総額:1,367億9,900万円(前年同月比 -28.07%)  中小企業金融円滑化法に基づく返済猶予利用後の倒産:18件発生

倒産件数は、827件となり、前年同月比で0.8%増加し、5ヵ月ぶりに前年同月を上回っています。しかしながら、9月度の倒産件数としては、2013年の820件に次いで2番目に少ない低水準でした。金融機関が中小企業のリスケ要請に応じていることに加え、公共事業の前倒し施行などで抑制されていることが要因と考えられます。    負債総額は1,367億9,900万円であり、前年同月比で28.07%減少しました。8カ月連続で前年同月を下回りました。負債総額100億円以上の大型倒産が2カ月ぶりに発生しなかったのに対し、負債総額5千万円以下の倒産は前年同月比7.3%増加と小規模企業倒産が目立ちました。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

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2014年8月倒産状況

2014年08月29日更新

■2014年8月度の倒産状況  倒産件数:727件(前年同月比 -11.23%)  負債総額:1,357億6,400万円(前年同月比 -18.34%)  中小企業金融円滑化法に基づく返済猶予利用後の倒産:21件発生

倒産件数は、今年最少となり、前年同月比で11.2%減少しています。4カ月連続で前年同月を下回り、バブル景気時の1991年2月(677件)以来の低水準にとどまりました。月次推移は、2013年12月(750件)を底に、漸増傾向が続いていましたが、一段落しました。    負債総額は1,357億6,400万円であり、前年同月比で18.3%減少しました。7カ月連続で前年同月を下回りました。負債総額1億円未満の倒産が528件で、構成比が今年最高の72.6%を占めるなど、小規模倒産が目立ちました。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

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