月次倒産分析レポート

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2016年8月倒産状況

2016年09月30日更新

■2016年8月度の倒産状況
倒産件数:726件(前年同月比 +14.87%)
負債総額:1,260億4,900万円(前年同月比 +28.75%)
倒産件数は、726件となり、前年同月比で14.87%増加し、6ヵ月ぶりに前年同月を上回っていますが、8月度の倒産件数としては1997年以降で2番目に少ない件数であり、依然として低い水準となりました。金融機関が中小企業のリスケ要請に柔軟に応じていることに加え、大手企業を中心とした業績拡大に牽引され、景気が底上げされていることが要因と考えられます。

負債総額は1,260億4,900万円と前年同月比で28.75%増加し、2ヵ月連続で前年同月を上回っています。負債10億円以上の大型倒産が15件と7月度と並んで今年最少となり、負債1億円未満が541件で全体の約70%を占めるなど小規模倒産が多い状況です。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2016年7月倒産状況

2016年08月26日更新

■2016年7月度の倒産状況
倒産件数:712件(前年同月比 -9.52%)
負債総額:1,240億1,900万円(前年同月比 +3.29%)
倒産件数は、712件となり、前年同月比で9.52%減少し、5ヵ月連続で前年同月を下回っています。7月度の倒産件数としては1991年以降で最少となりました。金融機関が中小企業のリスケ要請に柔軟に応じていることに加え、大手企業を中心とした業績拡大に牽引され、景気が底上げされていることが要因と考えられます。

負債総額は1,240億1,900万円と前年同月比で3.29%増加し、5ヵ月ぶりに前年同月を上回っています。負債10億円以上の大型倒産が今年最少の15件となるとともに、負債1億円未満が515件で全体の約70%を占めるなど小規模倒産が目立ちました。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2016年6月倒産状況

2016年07月29日更新

■2016年6月度の倒産状況
倒産件数:763件(前年同月比 -7.40%)
負債総額:1,080億6,500万円(前年同月比 -14..81%)
倒産件数は、763件となり、前年同月比で7.40%減少し、4ヵ月連続で前年同月を下回っています。6月度の倒産件数としては1990年以来、26年ぶりに800件を下回りました。金融機関が中小企業のリスケ要請に柔軟に応じていることに加え、大手企業を中心とした業績拡大に牽引され、景気が底上げされていることが要因と考えられます。

負債総額は1,080億6,500万円と前年同月比で14.81%減少し、4ヵ月連続で前年同月を下回っています。6月度としては過去20年間で最小規模にとどまっており、負債総額が100億円以上の大型倒産が2ヵ月ぶりに発生がなくなるなど、小規模倒産が目立ちました。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2016年5月倒産状況

2016年06月24日更新

■2016年5月度の倒産状況
倒産件数:671件(前年同月比 -7.32%)
負債総額:1,158億5,200万円(前年同月比 -9..31%)
倒産件数は、671件となり、前年同月比で7.3%減少し、3ヵ月連続で前年同月を下回っています。5月度の倒産件数としては1990年以来、26年ぶりに700件を下回っています。金融機関が中小企業のリスケ要請に柔軟に応じていることに加え、大手企業を中心とした業績拡大に牽引され、景気が底上げされていることが要因と考えられます。

負債総額は1,158億5,200万円と前年同月比で9.31%減少し、3ヵ月連続で前年同月を下回っています。5月としては過去20年間で最小規模にとどまっており、負債1億円未満が486件で全体の約70%を占めるなど小規模倒産が目立ちました。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2016年4月倒産状況

2016年05月27日更新

■2016年4月度の倒産状況
倒産件数:695件(前年同月比 -7.08%)
負債総額:1,033億4,400万円(前年同月比 -46..39%)
倒産件数は、695件となり、前年同月比で7.08%減少し、2ヵ月連続で前年同月を下回っています。4月度の倒産件数としては1990年以来、26年ぶりに700件を下回っています。金融機関が中小企業のリスケ要請に柔軟に応じていることに加え、大手企業を中心とした業績拡大に牽引され、景気が底上げされていることが要因と考えられます。

負債総額は1,033億4,400万円と前年同月比で46.39%減少し、負債額が10億円以上の大型倒産は16件であり、2015年9月以来の20件割れとなってます。平均負債額が4月としては過去20年間で最少の1億4,800万円となるなど、小規模倒産が目立ちました。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2016年3月倒産状況

2016年04月29日更新

■2016年3月度の倒産状況
倒産件数:746件(前年同月比 -13.15%)
負債総額:1,758億9,900万円(前年同月比 -21..34%)
倒産件数は、746件となり、前年同月比で13.15%減少し、2ヵ月ぶりに前年同月を下回っています。3月度の倒産件数としては1991年以来、25年ぶりに800件を下回っています。金融機関が中小企業のリスケ要請に柔軟に応じていることに加え、大手輸出企業を中心とした業績拡大に牽引され、景気が底上げされていることが要因と考えられます。

負債総額は1,758億9,900万円と前年同月比で21.34%減少し、2ヵ月ぶりに前年同月を下回っており、負債額が10億円以上の大型倒産は29件で5ヵ月ぶりに前年同月を下回っています。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2016年2月倒産状況

2016年03月25日更新

■2016年2月度の倒産状況
倒産件数:723件(前年同月比 +4.47%)
負債総額:1,635億1,600万円(前年同月比 +8.15%)
倒産件数は、723件となり、前年同月比で4.4%増加し、2ヵ月ぶりに前年同月を上回っています。また3ヵ月ぶりの700件超えで、2月としては4年ぶりに前年を上回っていますが、件数としては低水準であることに変わりはありません。金融機関が中小企業のリスケ要請に柔軟に応じていることに加え、大手輸出企業を中心とした業績拡大に牽引され、景気が底上げされていることが要因と考えられます。しかし、2015年12月に船舶運航管理会社グループの会社更生手続き開始による影響で前年同月比で増加に転じ、当月も前年同月を上回るなど、倒産件数に下げ止まりの兆しも見られ、今後の推移に注目する必要があります。

負債総額は1,635億1,600万円と前年同月比で8.1%増加し、2ヵ月ぶりに前年同月を上回っています。負債額が10億円以上の大型倒産は34件で4ヵ月連続で前年同月を上回っています。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2016年1月倒産状況

2016年02月26日更新

■2016年1月度の倒産状況
倒産件数:675件(前年同月比 -6.38%)
負債総額:1,269億2,700万円(前年同月比 -24.47%)
倒産件数は、675件となり、前年同月比で6.3%減少し、2ヵ月ぶりに前年同月を下回っています。1月度の倒産件数としては、1991年(645件)以来、25年ぶりに700件を下回る低水準となりました。金融機関が中小企業のリスケ要請に応じていることに加え、大手輸出企業を中心とした業績拡大に牽引され景気が底上げされていることが要因と考えられます。

負債総額は1,269億2,700万円と前年同月比で24.4%減少し、3カ月ぶりに前年同月を下回っています。1月度としては、過去20年間で最も少ない金額にとどまりました。加えて、平均負債額が1億8,800万円となり、1990年以来、26年ぶりに2億円を下回るなど、1倒産企業当たりの負債額の低下が見られます。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2015年12月倒産状況

2016年01月29日更新

■2015年12月度の倒産状況
倒産件数:699件(前年同月比 +1.89%)
負債総額:3,853億5,300万円(前年同月比 +116.10%)
倒産件数は、699件となり、前年同月比で1.8%増加し、9ヵ月ぶりに前年同月を上回っています。12月末に船舶運航管理のラムスコーポレーション(株)(東京)がグループの船舶保有会社38社と同時に会社更生手続きの開始決定を受けたことが影響と考えられます。しかし、12月度の倒産件数としては、過去20年間で2014年(686件)に次いで2番目に少なく倒産件数が低水準であることには変わりがないため、12月度で潮目が変わったとは判断がつきにくく、今後の推移に注目する必要があります。

負債総額は3,853億5,300万円と前年同月比で116.1%増加し、2ヵ月連続で前年同月を上回り、2015年度では最大規模となりました。増加した要因としては、(株)MARU(旧:AIJ投資顧問(株)が破産を申請し、負債1,000億円以上の大型倒産が3カ月ぶりに発生したことに加えて、ラムスコーポレーション(株)とグループ会社の負債合計が約1,400億円に膨らんだことが影響したと考えられます。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

2015年11月倒産状況

2015年11月27日更新

■2015年11月度の倒産状況
倒産件数:711件(前年同月比 -3.39%)
負債総額:1,416億5,000万円(前年同月比 +22.66%)
倒産件数は、711件となり、前年同月比で3.3%減少し、8ヵ月連続で前年同月を下回っています。11月度の倒産件数としては、1990年以来の低水準となりました。金融機関が中小企業のリスケ要請に応じていることに加え、大手輸出企業を中心とした業績拡大に牽引され景気が底上げされていることが要因と考えられます。しかし、前年同月比での減少率は、今年最低にとどまり、今後の推移が注目されます。

負債総額は1,416億5,000万円と前年同月比で22.6%増加し、2ヵ月ぶりに前年同月を上回っています。増加した要因としては、10億円以上の大型倒産が24件と8ヵ月ぶりに前年同月を上回り、このうち負債100億円の大型倒産が2カ月ぶりに発生しました。ただし、11月度としては、過去20年間で3番目に少ない水準となりました。

(株式会社東京商工リサーチ調査による)

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